LINK G4X、ポンカム取付

フルコンLINK G4Xを導入しました。
ER34用のPlug-in NGTTXになります。
純正ECUの中身を交換するタイプですので、この車体オリジナルのECU(AT用)を使用し取り付けました。
エキマニとワンオフマフラーを取り付け早9年、
当時にサブコンでも良いから燃調取ると良いよと勧められ、
eマネージ位は付けようかと構想していたら、Nistuneが広まってきておりました。
サブコン付けるならNistuneが良いとなり、
RB25DEのECU(Hitachi製)ですと対応しておりませんので、
RB25DETのECU(UNISIA JECS製)を集めていましたが、
時代の流れは早く、フルコンのLINK G4+が広まってきていました。
とても良いフルコンとの評判で、ハーネス要らずのプラグインがありましたので、
どうせならLINKにしてしまおうとなりました。予算も倍以上必要となりましたが...。
燃調取れるようになるならばカムを入れたかったので、TOMEI PONCAMも入れました。

RB25DE NEO エンジンですが、上が伸びないのが気になってました。
中間トルクは申し分ないと思ってますが、そのトルクをもっと上まで持続させたいと感じ、
燃調取るタイミングでバルタイ変えたら良くなりますか?と相談し、
EXカムのリフト量が少なすぎるのでカムも替えた方が良い、との見解を頂いておりました。
NEOのカムは社外品の選択肢が少なく、TOMEIのPONCAM、Kelford Cams位しか入手できなそうでした。
中古としてはTRUSTやNMI(NISMO?)が出回っていたりしますので、昔はもっとあったのかもしれません。
しかしながら、TOMEIとKelford CamsもRB25DETに適合となり、RB25DEは取り付け可能か不明でした。
TOMEIはRB25DE不可と明記しております。
これは物理的に不可能なのか、要セッティングなのかで取り付け可否が分かれ、
物理的に取り付け可能ならば、燃調とバルタイでどうにかなるだろうと踏んでおりました。
バルタイ調整を視野に入れていた時に、
TRUSTから販売されていたNVCS用調整カムスプロケットを入手しておりましたので、
これを使用すればカム交換もできるのではと考えていました。
RB25NEOのNVCSはDETで20度、DEで30度進角するので、
10度遅らせて開き始めをDETと同等のバルタイにする訳です。
ショップで確認して貰い、やってみようかとなりましたので、
晴れてフルコン+ポンカム取り付けとなりました。

バルタイ等はショップのノウハウになりますので詳細は記載しませんが、
結果として無事に完成しました。
取り付け後の感想ですが、
非常に良い!!
まずはその一言です。
走り出してまず感じたのはアクセルのツキの良さ、低速トルクのアップです。
ありきたりな表現ですが、街乗りで一番感じるこの部分がとても良いです。
エキマニ+ワンオフマフラーで抜けを良くしてましたので、
低速トルクが失われていたと思いますが、改善いたしました。
実際は純正同等に戻っただけかもしれませんが...。
そして何より5000回転以上での伸びの良さです。
高回転、高負荷のセッティングを確認したいとの事でサーキットに行きましたが、
高回転でのパワー感をかなり感じました。
また、レブが8000回転になり今まで体験したことの無い領域になりました。
元が7000回転で高が1000回転アップと思っていましたが、
シフトアップしても回転数が上の領域なので、
加速が繋がり、伸びていくのを感じ、想像以上に楽しくなりました。
正直こんなに変わるのかと驚きました。