
H12年式 スカイライン25GT-Xです。
なぜこの車を選んだかというと、結局はお金を掛けずに車を楽しみたいからです。
今まで乗ってきた車で感じたのは多岐に渡りますが、
結論は“No Money,No Power”です。
さらに今までターボエンジンを乗り継いできた事もあり、条件として以下にまとまりました。
ⅰ. NAエンジンであること。
ⅱ. FR方式であること。
ⅲ. 実用性を犠牲にしないこと。
ⅳ. 長距離ドライブで疲れないこと。
ⅰの条件からホンダ車勢に目が行きますが、ⅱの条件よりほとんど外れます。
ⅱの条件より、RX-7、RX-8、ロードスター、シルビア、Z、S2000、86、アルテッツァ、ツアラー系と、
スカイライン以外にも候補はあがりますが、
ⅲの条件より、ロータリーはお金が掛かり過ぎます。オープンも実用性が低いです。
Zも2シーターです。86は古過ぎます。
そしてアルテッツァに乗るならツアラー系が良いです。
ここまできて残ったのが、スカイライン、シルビア、ツアラー系となります。
やはりターボが主役です。
ですが、それぞれNAモデルが存在します。
ⅳの条件より、シルビアが外れました。やはり車格が違います。
ここでスカイラインとツアラー系に絞られましたが、
結局は基本性能の違いでスカイラインに決めました。
とは言ったものの、親戚からENR33(RB25DEの4WD)を一時期借りて乗っており、
NAでもスカイラインって悪くないなと感じていたのが理由としてあります。
このENR33ですが、正直私自身も乗る前は期待していませんでした。
スカイラインの名前でも、ターボ無しですから。
ですが見事に裏切られました。
スカイラインの名前は伊達じゃ無いと痛感しました。
絶滅した国産直6エンジン、ロータリーエンジンの次に乗るには十分個性的で魅力的です。
当時はR33の評価が酷かったのもありますが、折角ですので最終型のR34を乗りたいと思いました。
スカイラインにはクーペとセダンがありますが、R34型ならセダンでもクーペに引けを取らないスタイルと感じ、
何かと便利な4ドアのセダンに決めました。
グレードを調べますと、R34のNAだと25GT、25GT-X、25GT-Vが存在します。
セダンの前期モデルは25GT-Vにマニュアル設定があります。
セダンの後期モデルは25GT、25GT-Vにマニュアル設定があります。
GT-Vはターボモデルと共通の足周りで、まさに狙い通りと思いましたが、
GT-Vにはハイキャスが付いています。
シンプルな車で楽しみたいのでハイキャスは要らなく、
後期型の25GTを狙うものの、中々見つかりませんでした。
『無いモノは造れ。』(OS技研岡崎会長)
MTの設定が元からある車種ならMT換装も楽だと考え、平成11年式スカイラインセダン25GT-X(1号機)を購入しました。
購入した1号機は俗に言う激安中古車で、機関は良好でしたが外装は幾多の細かい傷、ヘコミがありました。
いずれオールペンと購入時から考えていたのですが、
スピーカー交換時に動物の毛(犬?)を内装の内側に発見し、ペット乗車が想像できました。
動物の毛は想像以上に内部を侵している様でした。
恐るべし動物の毛です。
加えて謎のエンスト症状でディーラーに通い、完治と思ったら持病のAT故障を患い、
トラブル続きでこれはもはやハズレ車体と思いました。
そもそも外装が酷く内装も汚いと判りモチベーションも下がってましたので、
AT故障を機にオールペンでもMT化でもなく買い替えとなりました。
しかしR34のNAでも期待通りのポテンシャルで、自分の理想通りの車造りができると確信できました。
そして同じスカイラインセダン25GT-X(2号機)を購入しました。
平成12年式のフルノーマルでした。
